
(Leica M2 ズマール50 f2)
白い服。
廃旅館、廃ホテル、廃病院 等々。
血気盛んだった頃、色んなところに肝試しに行った。
その日も肝試しに行く事になっており、待ち合わせをしていた。
一人を除いてみんなが集まっていた。
「遅いな、なんかあったんかな?」
と少し心配しだした時、
「おまたせ」
とそいつは現れた。
みんなは愕然とした。
真っ白のジージャンにジーパン、靴下から靴まで真っ白のいでたち。
そしてそいつは生粋の色白だった。
もう肝試しどころではなかった。
だってそいつみたら笑ってまうもん。
肝試しの一番の思い出。
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